本校の3年生徒の課題研究の1つの班の取組みの一環として、近隣の障がい者施設サポートセンターりんく様のご協力のもと、パン作りを行っていました。
サポートセンターりんくでは食品加工も行っています。そこで、本校生徒がパンのアイデアを提供し、りんく様にパンを製造してもらい、本日校内で販売いたしました。
パンのアイデアとして、2種類のパンを販売しました。
○1つめは、「かしみんパン」
コッペパンに「かしみん焼き」をはさんだ総菜パンです。
「かしみん焼き」とは、水に溶いた小麦粉を鉄板に丸く伸ばし、上にキャベツと鶏肉と牛脂のミンチを乗せて焼いた料理で、岸和田市自慢のご当地グルメです。
関西では鶏肉を「かしわ」と表現するので「かしわ」と「ミンチ」のそれぞれの2文字を取って「かしみん」というそうです。(諸説あるかもしれません)
コッペパンもふわふわで、ソースとの相性が抜群でとてもおいしかったです。
○2つめは、「カラメリゼパン」
グラニュー糖・さつまいも・牛乳・バターを使っています。グラニュー糖のカリカリ感と甘さ、さつまいものもつ甘さがマッチしたお菓子のようなパンになりました。
「カラメリゼパン」※お行儀が悪いですがパンを少し開かせていただきました。
それぞれ50個ずつ用意していただき、販売したところ、生徒も喜んで購入し、先生方もこぞって購入していただきました。
おかげさまで完売いたしました。
生徒が考案したものが、障がい者の方々と協力して一つの製品(作品)を作り上げることはとても良い経験になったのではないかと思います。
サポートセンターりんくの皆様、この度は本校の生徒の課題研究のために多大なご協力いただきましたこと感謝申しあげます。