(他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ)これは、1970年の大阪万博のメインモニュメント「太陽の塔」を制作した岡本太郎氏の言葉です。今でこそ、大阪万博のシンボルとされ親しまれている太陽の塔ですが、当時はその奇抜な発想と姿で人々から揶揄(やゆ)されることも多かったといいます。そんな中、太陽の塔は産み出され、万博閉式後、半世紀を経た今もなお、万博記念公園に鎮座しています。自分の思い描く歌を模索し、歌い続けた岡本太郎氏の生き様がそこにあります。
「自分」というキーワードでもうひとつ。(たいせつなのは、じぶんのしたいことをじぶんでしってるってことだよ)。意外にも、自分のことは分かっていないものです。自分に素直に、常に自分の(身のたけ)(身のほど)を確かめながら過ごしていく。そんな日々の繰り返しです。今していること=自分がしたいことになるとよいですね。ちなみに、これは、漫画ムーミンに登場する旅する詩人(スナフキン)の言葉です。
※「桃色」桃の花の色「桜色」桜の花びらの色をさす。「桃色と桜色」...桃色の方が赤味が強い。