国語の教師をしていたので、(読書好きにはかなわないが)俳句から小説に至るまで「活字」に触れる機会は他の人より多い気がする。授業で太宰治さんの詩を教えた時、これ以外にどんな詩があるだろうと探し見つけた詩。それがご紹介する「生活」。この詩と巡り合え、救われたような気がする。
「生活」
良い仕事をしたあとに一杯のお茶をすする
お茶のあぶくにきれいな私のかおが
いくつもいくつもうつっているのさ
どうにかなる
太宰 治『晩年』より
2025年6月
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