本日1学期の終業式を行いました。
体育館委は空調はあるのですが、熱中症対策で生徒の皆さんは各教室で待機し、オンラインでお話しさせていただきました。
○「高校とはどのようなことをするための場所なのか」
・勉強をするため
・授業を受け、知識や技能を身に付けるため
・人とのコミュニケーションをとって人間関係について学ぶため
・先輩・後輩・教員などの大人との関わり方を学ぶため
・皆さんが将来社会の中で自立し、自分らしく生きていくために必要な力を身に付けるため
どれも皆さんが成長できるための場所です。また次のような力を身に付ける場所でもあります。
・自分で考え、判断し、行動する力。
・人と協力する力。
・困難に直面してもあきらめずに努力する力。
・自分とは異なる考え方や価値観を持つ人を理解し、尊重する力。
社会に出ると、自分一人の力だけでは生きていけません。さまざまな人と関わりながら生活していかなければなりません。皆さんは今、高校生活を通して、そのための準備をしているのだということを考えてほしいと思います。
○「ルール・マナー・モラルを守ることの大切さ」
世の中にはさまざまなルールがあります。しかし、ルールというものは、誰かを縛り付けるためだけにあるのではありません。ルールがあることで多くの人が安心して安全に行動することができるように存在しています。
自分の思いや、やりたいことを優先して、ルールを守らない行動は、社会では許されないことが多いです。ルールを守りながら、何ができるのかを考えることが大切です。自由と自分勝手は紙一重です。個人で守らなければならないこと、集団として守らなければならないことを見極める力を身に付けましょう。
また、ルールは守らなければならないもの、マナーは相手への思いやり、人を不快にさせないための行動です。モラルは良識や倫理観で、「誰も見ていなくても正しい行動を取る」という心の在り方です。
私たちは自由を持っています。しかし、自由とは何をしてもよいという意味ではありません。
一人ひとりが責任を持ち、互いに配慮しながら生活しているからこそ成り立っています。
「自分がしたいこと」と「してよいこと」は必ずしも同じではありません。人に迷惑をかけないか、周囲の人を傷つけないか、社会のルールに反していないか、そうしたことを考えながら行動できる...そんな人になってほしいと思います。
○「自分の行動が他の人に迷惑や負担をかけているかもしれないということ」
人は誰でも、自分の立場から物事を考えがちです。「少しくらいなら大丈夫だろう。」「このくらいなら誰にも迷惑をかけていないだろう。」と思うこともあるかもしれません。
しかし、自分にとっては小さなことでも、相手にとっては大きな負担になっていることがあります。本人に悪気がなくても、誰かを困らせたり、傷つけたりすることがあります。だからこそ私たちは、自分の行動を振り返る習慣を持たなければなりません。
「相手はどう感じるだろう。」「この行動で困る人はいないだろうか。」と考えることが大切です。
社会で信頼される人は、能力が高い人だけではありません。周りの人への影響を考えられる人です。自分本位ではなく、相手の立場に立って行動できる人です。
皆さんには、ぜひそういう人になってほしいと思います。
さて、この酷暑が続く夏休み!
夏休みは、自分自身を成長させる大切な期間です。学習にしっかり取り組んでください。進路について考えてください。そして家族や地域の方々との時間も大切にしてください。
皆さんにとって、有意義で充実した夏休みになることを祈っています!