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6月15日(月) ~新入生オリエンテーションを実施しました!

6月15日(月)1限目に、待ちに待った新入生オリエンテーションを実施しました。

≪校長からのメッセージ≫

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。ようこそ東住吉高校へ。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業からの高校生活のスタートとなりましたが、こうして今、皆さんをお迎えすることができ、教職員一同、大変うれしく思います。

 本日は、皆さんにとって、人生の中で一番輝かしい時間となる、東住吉高校での高校生活のスタートの日です。本校を志望して入学試験に臨まれたときの熱い思いを大切にして、日々全力を尽くすことを期待しています。

 私から皆さんにお伝えしたいことは3点です。本校の学校教育目標『二兎を獲る!』をこの3年間でぜひ実現してほしいと思います。ヒガスミ生として、誇りをもって3年間を過ごしてもらいたいと思います。

 まず1点目です。第一希望の進路を実現するための高い学力を身に付けてください。本校では、皆さんの第一希望の進路実現に向けて、様々な教育環境を整備しています。平成29年度からは、PTA等の関係団体からの寄贈により、全普通教室に電子黒板を整備しています。また、廊下の質問コーナーや自習室や100時間学習マラソン、朝の英単語テスト、進学講習等、教職員と生徒が一体となって、より高い進路希望を実現するための確かな学力を養成しています。しかし、本当の意味で自分で考え、答えのない問題について考える、大学入試も突破できる高い学力をこの3年間でどうつけていきますか?実は、すべての基本となるのは、『読解力』つまり『問題の意味を正確に理解し、自分で答えを見つけ出し、自分の言葉で説明する力』が必要です。そして、そのために一番素晴らしいツールは、『教科書』です。『教科書』を正確に読み、理解し、そしてそれを自分の言葉で説明する力を付けてください。ぜひ、教科書をボロボロになるまで読み込んでください。

 2点目は、本校では、様々な自主活動の体験を通して、高い志を抱いて社会に貢献する人材となってください。本校は、日本で唯一の芸能文化科の活動や発表をはじめ、海外との国際交流、ネパールの子どもたちを支援する100キロメートルチャリティマラソン等を通して、社会でたくましく生き抜き、活躍する人間力をつけることができます。本年度は、5月の体育祭を中止することとなり、大変残念ですが、新型コロナと共に生きる生活を送る中で、自分たちで何ができるのか考えてほしいと思います。ぜひ、この3年間を通じて、今自分は何ができるのか、自分で考え、周囲の人と協力し、行動できる人間になってほしいと思います。皆さんの先輩たちには、大阪だけでなく、全国で活躍している先輩たちが沢山います。ぜひ、この輝かしい『ヒガスミ』の伝統を大切に受け継いでいってください。

 そしてもう1点、東住吉高校では、様々な違いを持った生徒たちが学んでいます。一人ひとりの生徒が国籍や性別の違いだけでなく、見た目ではわからないけれど「配慮してほしいこと」があります。どうか、全ての東住吉高校で学ぶ皆さんがお互いを尊重し、思いやりをもって、ともに学び、ともに育ってほしいと思います。実は、私自身にも様々な「配慮してほしい」ことがあります。困っている人を見かけたらぜひ、声をかけてあげてください。

 最後に、これからの高校生活、様々な場面でヒガスミの教育目標を思い出しながら素晴らしい3年間を送ってほしいと思います。

令和2年5月16日 校長 萩原 美由紀

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