８月７日（金）４限目、夏休み前の放送による全校集会を実施しました。以下、校長からお話しした内容です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
令和２年度は、皆さんの人生の中で今まで経験したことのない、臨時休業、自宅学習からの学年の始まりとなりました。そして、学校で先生や友達と学んだり、語り合ったりする、何でもない日常の大切さ、有難さが身に染みた、この４カ月あまりだったと思います。
このように、今までに経験したことのない、新型コロナウィルスと共存しなければならない時代の中では、今までどおりの勉強や仕事の方法は、成り立たちません。いわゆる『マニュアルがない』『正解が一つではない』『常にどのように行動するか自分で判断しなければならない』世の中となり、『自ら学び、納得できる答え』を探し出す力が今こそ重要となってきました。つまり、『今でしょ』というわけです。
『今でしょ』と言えば、私は時々、有名な林修先生のテレビ番組を見ますが、その中で、「仕事ができる人の条件は解決する能力と創造力（創り出す力）」という言葉がありました。新型コロナと共存する今こそ、この短い夏休みをボーッと過ごすのではなく、宿題や部活動、芸能文化科の卒業発表会に真剣に取り組む中で、自分自身で課題を見つけ、それを自分が最も良いと考える方法で周りの人と協力しながら解決し、そして、自分なりの後悔しない高校生活、自分にとってベストなヒガスミライフを創り出していってほしいと思います。
そのために、若い今こそ、失敗を恐れず、様々なことに果敢にチャレンジしてほしいと思います。本当に短い夏休みとなりましたが、夏休み明けの８月１８日には、全員が少し成長した、元気な姿を見せてください。楽しみにしています。
最後に、８月１１日と１２日に芸能文化科の卒業発表会があります。今年は、観客の人数を絞って開催するため、ライブ配信を行うこととなりました。詳しくは、芸能文化科のHPをご覧ください。皆さん、ぜひ応援してください。