令和2年度から設置された共生推進教室では、東住吉高校での授業に加えて、なにわ高等支援学校で"接客販売"などの職業実習を行っています。今日は、東住吉高校が発行している共生通信『S.P.C news』第4号からの抜粋記事を紹介します。
※タイトルS.P.C newsは、共生推進教室1期生の生徒3名が考え、名付けました。
由来は、Symbiosis(共生)、Promotion(推進)、Classroom(教室)の頭文字です。
≪なにわ高等支援学校での接客販売の実習≫
なにわ高等支援学校の1階には、カフェ実習場所があります。
到着したら手洗いをし、エプロンを着ます。
エプロンなんて普段は着ませんから、みんな慣れてないので一苦労...
お互いに手伝ってもらいながらエプロン装着。
そしていよいよ実習へ...
「カフェ実習」!!
用意された"ロールプレイングシナリオ"に従って、店員役と客役になって実践!
今回の実習では、来店から退店までの流れを
●1回目 来店 → 座席案内 → お冷・おしぼり提供
●2回目 お冷・おしぼり提供→ 注文 → 商品提供 → 退店
の2回に分け、全員一度はすべての役割を実践しました。
普段は客としてあたりまえに受けている接客も、いざ自身が店員としてやってみると、なかなか難しいようです。
緊張のせいか、言葉がうまく出てこなかったり、お盆を持つ手が震えたりと、なかなかうまくいきませんでした。しかし、回数を重ねるごとに、全員が上達していました。
≪接客販売の今後の予定≫
●来店から退店までの通し練習
●来店から退店までのテスト
●コーヒー・紅茶の淹れ方実習 など
なにわ高等支援学校の1階にカフェ実習スペースがあります