10月 ~共生通信『S.P.C news』より

令和2年度から設置された共生推進教室では、東住吉高校での授業に加えて、なにわ高等支援学校で"接客販売"などの職業実習を行っています。今日は、東住吉高校が発行している共生通信『S.P.C news』第4号からの抜粋記事を紹介します。

  ※タイトルS.P.C newsは、共生推進教室1期生の生徒3名が考え、名付けました。

   由来は、Symbiosis(共生)、Promotion(推進)、Classroom(教室)の頭文字です。

≪なにわ高等支援学校での接客販売の実習≫

 なにわ高等支援学校の1階には、カフェ実習場所があります。

 到着したら手洗いをし、エプロンを着ます。

 エプロンなんて普段は着ませんから、みんな慣れてないので一苦労...

 お互いに手伝ってもらいながらエプロン装着。

 そしていよいよ実習へ...

 「カフェ実習」!!

   用意された"ロールプレイングシナリオ"に従って、店員役と客役になって実践!

   今回の実習では、来店から退店までの流れを

 ●1回目 来店 → 座席案内 → お冷・おしぼり提供

 ●2回目 お冷・おしぼり提供→ 注文 → 商品提供 → 退店

   の2回に分け、全員一度はすべての役割を実践しました。   

 普段は客としてあたりまえに受けている接客も、いざ自身が店員としてやってみると、なかなか難しいようです。

緊張のせいか、言葉がうまく出てこなかったり、お盆を持つ手が震えたりと、なかなかうまくいきませんでした。しかし、回数を重ねるごとに、全員が上達していました。

≪接客販売の今後の予定≫               

 ●来店から退店までの通し練習

 ●来店から退店までのテスト

 ●コーヒー・紅茶の淹れ方実習   など

なにわ高等支援学校の1階にカフェ実習スペースがあります