1月10日(火)、Google Meetによる全校集会を実施しました。
分掌長、校長からの講話の後、女子バスケットボール部、バドミントン部、吹奏楽部、大阪教育大学「教師にまっすぐ」プログラム修了者等を校長室で表彰し、Google Meetで配信しました。
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〇皆さん、明けましておめでとうございます。東住吉高校校長の萩原です。
〇令和4年は、コロナ禍の中ですが、皆さんが体育祭、文化祭、国際交流、チャリティマラソン、部活動など多くの場面で活躍する姿を見ることができました。皆さんの活躍する姿を見て、1年寿命が延びたように感じます。
〇さて、これから多くの3年生の皆さんは、受験に立ち向かおうとしています。「これから生涯使うかどうか分からない英語や数学などの難問になぜ挑戦しないといけないのか。お正月なのに・・・」と、疑問に思うこともあるかもしれません。実際、私自身も高校3年生の時はダラダラとした冬休みを過ごしてしまい、おかげでもう1年勉強する羽目になりました。つまり、浪人です。しかし、あの失敗が無ければ、もっと傲慢でいい加減な人間になっていたかもしれません。
〇実は、この冬休み、私が一番感動したのは、年末に自習室や廊下の机に向かって、黙々と自分の勉強を続けていた皆さんたちの姿です。いつも通り朝8時半までに登校し、夕方4時半まで勉強を続ける、当たり前の日常をきちんと続けられる、これこそが本当に素晴らしいことなのです。
〇還暦を過ぎた今になって思うのは、自分の大きな目標に向かって、目標から逆算して、計画を立て一歩ずつ小さな目標をクリアしていく習慣は、間違いなく受験勉強で身に付いたものだと感じています。その習慣は、社会人として、教員としても大いに活かされています。
〇教員の仕事も受験勉強と同じようなもので、少し先の仕事の見通しを立てながら、明日の授業や面談の準備をする、余裕を持って計画を立てれば、突発的な事件にも対応することができます。私は、教員以外の他の仕事はしたことがないので、よく分かりませんが、やはり他の仕事でも毎日の小さな目標をクリアしていくことが大きな仕事に繋がると考えます。
〇つまり、私にとって受験勉強の時間は、その後の人生において、困難な仕事に立ち向かう姿勢を形成する時間だったのです。3年生の皆さんは勿論、1・2年生の皆さんも自分自身のための勉強の最後の総仕上げの時期です。どうか、「第一志望の進路実現、二兎を獲る!」を実現してください。期待しています。
〇最後になりますが、JCOMテレビによる、『中学3年生のためのテレビ学校説明会2022』が放映され、11/21(月)からYouTubeでの配信が開始しております。前半は皆さんたちの様子、後半は芸能文化科の紹介です。芸能文化科3年生の有志が作成してくれました。本当にありがとうございます。ぜひ、ごらんください。
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