8月11日(日)、芸能文化科3年生の"鼓"選択者と"仕舞"発表者が「ヤングNOH能」に出演しました。これは若人による真夏の能楽発表会であり、生國魂神社境内で開催される〔公社〕能楽協会等主催の「大阪薪能(たきぎのう)」の一環として実施されているものです。「薪能」自体は戦後復興の象徴として昭和32年(1957年)に始まった歴史ある夜のイベントですが、「ヤングNOH能」はその日の昼間に実施され、本校はコロナ禍で開催されなかった期間を除いて毎年参加しています。
開演は午前10時。今日は京阪神地域の能楽教室や大学の能楽部等から本校含め13の団体の参加がありました。本校は4番めの出演で、謡(2人)と小鼓(3人)による連調(=謡と打楽器で能の一部分を演奏する形式)『小袖曽我』を披露しました。猛暑の炎天下で大変でしたが堂々とした演技で、出演した生徒の皆さんには貴重な経験になったのではと思います。