GLHS10校の文理学科で実施されている課題研究の第3回合同発表会が2015年2月7日(土)に大阪大学会館で行われました。発表者以外の生徒の参加者は10校で434名,講評者として約10名の大学の先生方が参加してくださいました。本校からは2年生の伊藤 健登君,林 佳緒里さん,水間 健太君の3人が「宿泊野外を深めよう〜ベトナムの交通事情〜」をテーマに,ベトナム修学旅行やLe Quy Don高校の本校訪問での経験に基づいた発表を行いました。以下は,発表者の感想です。なお,発表要旨を綴った冊子の表紙は,本校の川添 紗奈さんがデザインしました。
GLHS合同発表会 感想
茨木高校 2年 林 佳緒里
私は、GLHS合同発表会でホーチミン市におけるバイク事故を減らす方法について考え、まとめたことを発表しました。この代表に選ばれてからの日々、特に直前の一週間は非常に濃いものでした。何度も先生方にプレゼンを見ていただき、論理が飛躍している部分の指摘や様々なアドバイスを受け、短い発表時間の中でより良くするため、メンバーと修正を重ねました。
現代では、物事を調べる時、インターネット等で写真にしろデータにしろ、情報がすぐに出てくるのでそれだけで理解した気になってしまいます。しかし、その場所へ行ったり、実際に人と交流して自分で感じることが、もっと知りたいという好奇心を刺激するのだと思いました。また、自分で考えるよりもそれを相手に伝えることのほうがはるかに難しいと痛感しました。意見が異なるときは、納得するまで議論をしました。お互いがよく考え、意見を尊重していたので、反論されても素直に受け止めることができました。また違うと感じたら、思い切って前に戻り考え直すことも大切だと思います。
宿泊野外で訪れたベトナムでバイクが多いと感じたことを、調査し考えることで、ここまで深められたのが何よりの驚きです。考えることや、議論することの楽しさを高校生で味わえ、これからの財産となる貴重な体験になりました。
川添さん作成の表紙

各校の発表風景


本高生が質問


夏アメリカに行った岩本さん


茨木高校の発表






