中国高校生訪日団報告

中国高校生訪日団報告

 9月16日(金)午後、中国からの高校生たちが来校されました。全体としては250名で構成された8泊9日の大訪問団ですが、この日は8つの府立高校に分かれての訪問で、茨木高校に来られたのは、江蘇省の高校生28名、引率4名、日本側の通訳等3名の35名でした。午前中大阪城を見学してからの来校でした。
 70期生(2年生)はセミナー委員を中心に歓迎行事を企画しました。4限(12:55~)は先方の要望を入れて授業体験です。「日本語ばかりでチンプンカンプンだった」と言われないよう考えました。5限は体育館で歓迎行事、放課後は部活動体験です。
 来訪が決まって私たちの頭に真っ先に浮かんだのは、6月の宿泊野外行事で出会った台湾の高校での歓迎ぶりです。流暢な英語での進行と周到な準備に対して、こちらからは十分なお返しができていないというもどかしさが残りました。今度は私たちが準備する番です。
 4限の授業体験では各講座に2~5名が参加しました。名札を提げた2年生の案内役が一人ずつ付きました。拙い英語や筆談で内容を伝えました。
 5限の歓迎会は教員、生徒それぞれの代表挨拶の交換に始まり、琴独奏、有志によるよさこいソーラン節、ダンス部のパフォーマンス、訪問団からは歌、ダンス、そしてその場で書き上げた書が贈られました。その後全員参加の中日○×クイズと続きました。
 放課後は男女バスケット、女子バレー、ライフル射撃に7名ずつが参加し、部活動を体験しました。
 あっという間に過ぎた慌ただしいスケジュールでした。言葉の壁、慣習の違い、政治的な難しさ等、大人の事情とは関係なく、温かいものが高校生の心の中に流れた一日でした。


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