第43回水泳合同記録会 茨木高校杯

 10月9日(日)茨木高校のプールにて『第43回水泳合同記録会 茨木高校杯』が行われました。
 この大会は茨木高校水泳部が企画・運営し、北摂地区の中学生が出場可能な水泳記録会です。今回は25校399名が参加してくれました。5月末に実施した春大会(第42回大会)で中学生の水泳シーズンが始まり、この秋大会でシーズンを締めくくるという、中学生にとってはシーズンのラストレースとなります。
 大会では個人で2つ、リレーで1つの大会新が生まれるなど、白熱した大会となりました。 

 本校の生徒は、大会準備から当日の運営、片付けまでをチーム一丸となって行います。8月から新チームがスタートし、1・2年生だけで運営する初めての大会となりましたが、それぞれが自分の役割を果たし、大会運営に務めていたのではないかと思います。
 昼休みには、中学生に水球をより知ってもらうために、試合を実際に観てもらったり、水球体験会を実施しました。中学生も楽しそうに取り組んでいて、とても盛り上がり、生徒にとっては有意義な時間となりました。
 
 次回は来年度の春大会となります。
 たくさんの中学生の参加をお待ちしています。

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<生徒の感想>

 中学校時代、水泳部に所属していた私は、毎年 茨高杯に選手として出場していました。
 茨木高校に入り、役員として運営していくにあたって、今まで気付かなかった多くのことに気付かされました。例えば、自分が中学の頃に何気なく出場していた試合の1つ1つは、たくさんの人が裏で働いて下さっていたのだということです。 準備から運営にかけて、やってみると色々な困難にぶつかり、その度に試行錯誤を繰り返しました。さらに茨高杯は生徒が主体となって運営するということもあり、時間が押してしまったりと、尚のこと大変なこともありました。
 しかし、多くの人の協力に支えられているというのは茨高杯に限らず、また、競泳の試合に限ったことではありません。水球の練習や試合であっても同じです。私たちが普段 部活動を全力で出来ているのは、顧問の先生方、保護者の支えがあってこそです。自分たちがいま、水球をできるという環境に感謝しなければならないと深く感じました。
 茨高杯を通して、改めて感謝の気持ちを感じることができました。
 また中学生の、必死に泳ぐ姿、タイムを見て喜ぶ顔や、仲間のレースを一生懸命に応援する姿を見て、私たちも元気をもらうと共に、頑張っていこうという気持ちになれました。
 最高学年として初めての茨高杯で、部員をまとめ、指示を出したりと大変なこともありましたが、それ以上に得たものは多く、達成感でいっぱいです。
 ありがとうございました。
                                 2年 笹 愛美

 僕は前回の茨木高校杯では、自転車の誘導を主に行ってました。そのため、計測やインタビュー等の本格的な運営に参加したのは今回が初めてでした。
 そんな中でもたついてしまうこともありましたが、チームメイトの手助けやアドバイスのお陰で、大きな失敗をせずに大会を終えることができました。正直に言って、僕は最初大会の運営があまり好きではありませんでした。というのも、僕は中学生のときに運営を体験したことがなかったので、他人のために働くということに意義を感じられなかったからです。しかし、タイムを見て全力で一喜一憂する中学生を見て、誰かが頑張れる環境をつくることはとても気持ち良いなと思うことができました。
 これから先も茨木高校杯が高校生、中学生どちらにも有意義な大会になれば良いなと思います。

                                1年 山田崇太