１０月１１日（火）、１０月１３日（木）にオータムセミナーが２部構成で行われました。
第１部は、NPO大阪ライフサポート協会理事、PUSHプロジェクト委員の前重壽郎さん前重奈緒さんご夫妻に「今までの人生について考える」をテーマに講師を務めていただきました。ご夫妻は、平成１６年５月に１７歳のご子息をスポーツ中の心臓突然死で亡くされたことから、｢少しの勇気と少しの知識で救える命があります。｣をキーワードに、一時救命処置（AED・心肺蘇生法）の重要性を伝え、AED普及活動を行っておられます。今回のお話では、命の大切さについて改めて気づくことができ、いままでの人生を振り返ることからこれからの人生について考えるきっかけとなりました。
第２部では、アジア大洋州住友商事会社ヤンゴン事務所長の中川勝司さんに「人生は楽しい」をテーマに講師を務めていただきました。講演では、茨木高校への進学からインドやフィリピンでの勤務を経て現在のミャンマーのヤンゴンでの勤務に至るまでの体験談を話していただきました。学校では教えて貰うことができない海外勤務の実情を知ることができ、将来について考えるひとつの材料となりました。
オータムセミナー全体のテーマである「二年の分水嶺である“受験生”になろう」にそれぞれ異なる観点からアプローチできた有意義な講演になったと思います。
セミナー委員長 田所晃太
以下、写真
＜第１部 テーマ「今までの人生について考える」＞
＜第２部 テーマ「人生は楽しい」＞