私事ですが、先週休みをとって北海道に行ってきました。
札幌にも立ち寄りましたので、まずは北海道の学問の神様に生野高校生の合格祈願をしてきました。珍しい土地からのお願いは聞いてくれるかなあという下心もありました笑。
そして、北海道大学にも行ってみました。
JR札幌駅から徒歩10分もかからないとことにありますが、学内は緑でいっぱいです。
学内を歩いていると、たまたまこんなイベントをやっていました。
中に入ってみると、小学生もいました。様々な現象を数学的に考えるとどうなる?という話を、学生さんがわかりやすく話してくれます。
これは、斜面に沿ってボールを落とした時、どの図形に沿って(一番奥が一直線、真ん中が途中で傾きが変わる直線、手前がサイクロイド)落とすのが一番早く地面につくか、という実験をやっています。
当然一直線が一番距離が短いのですから、それが一番早いと思いますが・・・実はサイクロイドが一番早いのです!物理の位置エネルギー、運動エネルギーとも関係があるそうですが、なぜサイクロイドが早いのか、は大学の数学を学んでからのお楽しみだそうです。
本当に賢しい人は、素人にもわかるように単純化して話してくれるんだなあと感心しました。小学生も楽しく聞いていました。
下のほうでちょっとわかりにくいかもしれませんが、北海道大学理学部数学選考の研究棟です。自分ももう一度こんなところで、数学を学んでみたいなあと思いました。
昨日は、多くの大学でオープンキャンパスがありました。皆さんもいい刺激がもらえたでしょうか。