近畿高等学校 総合学科教育研究大会

11月25日(金)に第18回近畿地区高等学校総合学科教育研究大会が京都の洛陽総合高等学校で開催されました。大阪の総合学科の校長も参加しました。

      

 京都府には総合学科の高校が4校あり、洛陽総合高校は私立高校です。昨年完成した新校舎は明るく開放的で、ラウンジのようなスペースが教室の間にあり、本当に素晴らしい設備でした。教室には本校にもあるプロジェクターが黒板の中央に設置され、黒板そのものが上下に移動可能でした。午前中は全クラスの授業が公開され、「産業社会と人間」は「我が校舎から見る京都・仕事・未来」と題して、校舎の設計者のインタビューを通して職業観をグループで話し合うものでした。その他の授業もほとんどがプロジェクターを活用しグループワークを取り入れた活動的なものでした。先生方も生徒の皆さんも元気で生き生きとしていました。

   

 校舎の中心が吹き抜けになっていて、1階には京都の総合高校の紹介展示がありました。午後からは、4校の生徒発表がありました。福知山淑徳高校の和太鼓と保育実践発表、府立久美浜高校の生産科学系列と福祉系列の特色ある取組み、洛陽総合高校の映像制作の取組み、そして府立南丹高校のマレーシア海外研修報告がありました。どの発表も素晴らしかったです。そして「京つけもの西利」の社長 平井誠一氏の講演と京都の先生方による実践発表がありました。総合学科ならではの知識注入型だけではない幅広い教育実践を改めて実感しました。

 12月18日(日)は大阪府の総合学科の高校が今宮高校に集結します。中学校の皆さんは学校に案    内が届いていると思います。貝塚高校は生徒の課題研究発表と合同学校説明会に参加します。12時から始まりますので、ぜひお越しください。