第11回大阪府高等学校総合学科教育研究大会

 12月18日(日)12時より、大阪府立今宮高校にて、第11回大阪府高等学校総合学科教育研究大会が開催されました。今年のテーマは「自分色の『学び』『未来』の実現」です。大阪府立、大阪市立の総合学科の高等学校が一堂に会して、舞台発表や作品展示、学校説明などを行いました。

   

 貝塚高校は前半の3番目に登場しました。2年次生の「総合的な学習の時間」で準備を進め、クラス予選を突破し、学年でも優秀な成績を収めた生徒さんの発表でした。

   

 調査内容は、血液型によって性格などを判断することがあるけど、果たしてそのことがどこまで正しいのかを調べるものでした。貝高2年次生にアンケート調査をしたり、厚生省に電話をしたり、疑問に思ったことを多角的に調査し、その結果を発表しました。「ブラッド・ハラスメント」という言葉があるそうです。血液型から判断することによる嫌がらせのことです。血液型で相手の性格を決めつけて、偏見を持たないようにしようと呼びかけて発表が終わりました。

   

 発表内容も身近な話題で、会場も和やかな雰囲気になりました。話し方もゆっくりはきはきとしていて、大変わかりやすかったです。最後の講評でも本校の発表に触れていただき、皆さんの印象にも残ったようです。堂々として立派な発表でした。他校の校長先生にもほめていただきました。

 その他、15校の舞台発表、11校の作品展示、14校の学校説明、個別相談等がありました。舞台発表はどの学校もよく調査されていて、発表態度も素晴らしく、展示も総合学科ならではの特徴を生かしたもので、飽きることなく楽しめました。個性が光る発表でした。生徒の皆さん、お疲れさまでした。また、準備、指導に尽力いただいた先生方、会場を提供してくださった今宮高等学校の皆様、ありがとうございました。