本日、児童虐待防止機構オレンジCAPOの島田妙子様を講師にお招きし、3年次生を対象としたご講演を頂きました。この講演は、毎年、卒業を前にした3年次生に行っており、今回で10年めとなります。颯爽と生徒たちの前に立たれた島田様は大阪弁で親しみやすくお話を始められましたが、ご自身が虐待を受けていたという話が始まると、生徒たちは一斉に静まり、最後まで話を聴いていました。講演は虐待を受けられていたころの話が中心でしたが、そのエピソードには、生徒が子どもとして受け止めたこと、教員が先生として受け止めたこと、また親として受け止めたこと、そして会場全員が人として受け止たことがあり、中身の濃い40分でした。虐待を受けている時に子どもがどんな気持ちか、本気で助けてくれようとする人になぜ大丈夫としか答えないのか、改めて「子どもを守れる真の大人」の大切さを知らされました。
怒りの感情とFF行動(攻撃するか逃げるか)