6 野球部の夏の公式戦が行われました

今年も高校野球の夏の大会が始まりました。初任校で野球部の部長責任教諭をしていた時に、何回か大会ベンチに入りました。どのような分野でもそうですが、生徒たちの試合や発表のためにどれほど多くの人が関わり、支えてくれているか、ということを改めて認識したものでした。カーンという空気をつんざく響きを残して、白球がグラウンドに飛ぶ時、その場にいる者の心に熱い記憶が刻まれていく。そういう夏がまたやってきました。

7月7日の開会式。大雨で心配されましたが、何とか全校がそろって行われたそうです。阿倍野高校に続いて緊張した面持ちで行進する本校の野球部員たちの勇姿をテレビで見ることができました。その後には翌日に戦う清教学園が続いていました。

8日に行われた久宝寺緑地球場での決戦では、結果として敗れたものの、先制された裏に先頭バッターがすぐに3塁打を放つなどして、計3得点をあげるという、気持ちのうえでは決して負けていない戦いを見せてくれました。ベンチに入っていなかった部員も含めてチームワークの良さがにじみ出るメンバーのすばらしい健闘をたたえたいと思います。悔しい思いも含めて、この経験はこれからの学校生活で、人生できっと糧になることと思います。本校側の応援には暑い中、在校生、卒業生、保護者、教員が多数かけつけて、とても盛り上がってエールを送っていました。その時に配られた応援歌のプリントから一節を引いておきます。

  上校 魂 魅せつけろ オイ! 炎と燃やして いざ進め

  誰にも負けない 明日へと 続く道を切り開け

  心磨き 技を鍛え その努力を 糧にして ...

暑い日が続きそうです。我々も努力を糧にして、日々を乗り切っていきましょう。