大阪府高等学校書道展に行ってきました

第71回大阪府高等学校書道展が大阪市立美術館で開催されています。

堺上高校の生徒の作品も展示されています。

「夢は実現すべきもの」 書道の時間に何枚も何枚も筆で書いて仕上げた作品です。墨の濃さや色、筆のタッチや呼吸、そして心の在りようで、表出される線が随分と違ってくるから不思議でおもしろい。

「人は必ずどこかで誰かに支えてもらって生きることができる」 この横長の作品は3年生の作品です。伝えたい言葉を、自分らしく書きたいという気持ちが伝わってきます。

自分の心と向き合い、時には自分の不器用さにも気づき、その時どきの思いや感情を、筆を通して表現する。書道の作品には、同じ言葉だけれど、どれ一つとして同じものがないのが魅力です。

どの作品にもその人らしさがにじみ出て素敵な展示でした。

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