第九回卒業証書授与式を挙行しました

 「さよならは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らをつなぐYELL...」

 式の最後に卒業生と在校生がそれぞれの思いを胸に、いきものがかりのYELLを歌いました。卒業生たちはもちろん、教員たちも保護者も、私も涙が止まりませんでした。

 寒さが少しぶり返した3月8日、第9回卒業証書授与式を挙行しました。PTA会長の祝辞にもあったように、9期生は干支が「とら」と「うさぎ」、でも「亀」のようにゆっくりと成長していきました。真面目にこつこつと3年間歩んできたことで、大半の生徒が就職できました。1年生の時は頼りなく見えたのですが、「就労による社会的自立」という目標のもと、毎年たくましく成長していく姿が印象的でした。

 私は式辞で高村光太郎さんの「道程」という詩を紹介し、自分の信じた道をしっかりと歩んでほしいと伝えました。彼らはしっかりと頷きながら聴いてくれました。在校生・教員たちが花道をつくりギャラリーから紙吹雪が舞い落ちてくる中、卒業生たちは巣立っていきました。たまがわの先生たちは、いつまでも君たちのことを見守っています。元気で頑張ってください。さよなら、9期生。