３月１日（水）、天王寺高校の第75回卒業証書授与式を挙行しました。事前にお知らせいただいていました保護者の皆様にもご臨席いただき、お子様の晴れの舞台を共に祝っていただきました。
卒業生が拍手に迎えられて入場した後、開式に先立って在校生からのお祝いの演奏（１年生８名による歌劇「カヴェレリア・ルスティカーナ」間奏曲）があり、その後開式の辞→国歌斉唱→卒業証書授与→校長式辞→祝電等披露→校歌斉唱→閉式の辞と会は進みました。卒業証書授与では、担任がクラスの生徒一人一人を呼名した後、クラス代表が壇上に登り、校長の私が証書を手渡しするという所作を９クラス分繰り返しました。校長式辞では、卒業をお祝いする言葉や保護者の皆様への感謝とともに、卒業生にエールを送る意味でキャリア形成に関する考え方として「計画的偶発性理論」についてお話をさせていただきました。予測困難な社会情勢の中で、卒業生の皆さんが強くしなやかに生き抜くためのヒントとなればうれしく思います。
閉式の辞の後、卒業記念品贈呈があり、保護者代表の方から目録をいただきました。今年はグラウンドスピーカー、ウォータークーラー、ウォーターサーバー、進路関係図書をいただけるとのこと。大変ありがたいことで、大切に使わせていただこうと思います。
密を避けるために在校生は参加できず少し寂しい気もしましたが、式を通して厳粛な中にも温かな空気が流れ、良い雰囲気の卒業式であったと喜んでいます。卒業生は、明日からそれぞれ次のステージに向かっていきますが、自ら選択した道での活躍とともに、健康で幸せな人生を送ることを心より祈念したいと思います。75期生の皆さん、卒業おめでとう!!
