10月28日(金)、茨木市立安威小学校において、授業改善に向けた国語科の校内研究を実施しました。3年生が物語文「サーカスのライオン」の研究授業を行いました。本時の課題は、第3場面での主人公の気持ちの変化を本文から読み取ることでした。ICTを活用し、前時の板書を液晶モニターに映すことで、児童は第1場面の主人公の気持ちと比べながら考えることができました。その後、自分の考えを小グループと学級全体の場で交流し合いました。児童は、主人公の気持ちの変化について、本文の叙述をもとに根拠を説明しながら発表していました。
研究討議では、書く・グループ交流・全体発表での児童の活動時間の適切さ、読解を深める発問の工夫、学び合いの場の在り方等、討議の柱に沿った多様な意見が出ました。講師からは、「今日の研究授業の成果と課題を共有し、全校で明日からの授業にいかして欲しい。」という話がありました。今後も安威小学校では児童が主体となる授業をめざして校内研究を進めます。