11月2日(水)、茨木市立太田中学校において、「すべての生徒がわかる授業の創造-学ぶ意欲の向上をめざして-」という研究主題で研究授業を行いました。2年生が国語科「考えるイルカ」の授業を行いました。課題は、「筆者はなぜ『考えるイルカ』というタイトルをつけたか考えよう」です。本文で読み取ったことに基づき、タイトルについて考えさせることで、もう一度本文に立ち返り、筆者の意図や目的に気付かせる授業です。生徒たちは、既習の説明文のタイトル、自分たちで考えた「考えるイルカ」に変わるタイトルと比べながら、自分なりの考えをノートにまとめていきます。その後4人程度のグループで考えを交流し合いました。
今年度の校内研究のポイントは、全教職員が「授業を見る視点の共通認識」を持つことです。その視点は、「いつ生徒の学びが起こったか」「生徒たちは何を学んだか」「生徒同士がどのような関わり合いをしたか」の3点です。研究討議では、多様な意見が出ました。講師からは、どの教科でも重要となる言語活動を充実させるための意義や方法について話がありました。今後も太田中は教科の枠を越え、全教職員の共通認識のもと、校内研究を進めていきます