吹田市立吹田東小学校では、今年度、学力向上プロジェクトに取り組んでいます。平成21年度より校内研究の科目を算数かとし、「『確かな学力づくり』～自ら考える力を育てよう～」をテーマとしています。児童一人ひとりが自分で考えて行動できるように、問題解決型学習にも力を入れています。
１１月２日（水）には３年生が「三角形のなかまを調べよう」の研究授業を行いました。この日は、二等辺三角形と正三角形の特徴をとらえられるようにするため、一人で考えさせる自力解決の時間を設け、それを小グループで交流し、全体で集団解決するという授業でした。三角形の仲間分けの方法には、コンパスや定規を使って調べる児童や、辺の長さに着目する児童など、それぞれがしっかりと自分の考えを深めていました。
また、「自分の考えを比べることができる」を柱に研究討議を行いました。今年度から取り入れた付箋紙を用いたワークショップ型の研究会で、大変有意義なものとなりました。発問の仕方や学年に応じた発表の仕方、話し合い活動のポイント等、他学年にも関わることについて意見交流することができました。
今後も「チーム吹田東」を合い言葉に、教職員全員で子どもたちの学力向上に取り組んで行きます。
