12月2日(金)豊能町立東ときわ台小学校

豊能町立東ときわ台小学校では、平成22年度から国語科の校内研究に取り組んでいます。特に今年度は、「書くこと」に焦点を当て、その指導改善に取り組んでいます。本校の伝統である付箋を用いた授業分析と振り返りに加えて、新たにST分析を用いた定量分析や結果検証も行い、授業研究を進めています。

12月2日(金)には、5年「見学レポートを書こう」を教材とし、事前授業の検証結果を踏まえて、研究授業を行いました。めあてと授業の流れの提示、時間短縮や見やすさを意識したフリップなど随所に工夫を行い授業展開したことにより、全ての児童が発言し、生き生きと活動する授業になりました。

研究討議会では、百字程度の作文を書く場合の時間設定、児童が考えを書いた短冊の効果的な示し方、敬語等の言語事項、学習のねらいの焦点化などについて意見がありました。これまでの研究の総括として府教育センター指導主事からは、組織的に全校で授業改善に取り組むことや、真剣な表情の児童の姿を糧に授業研究を進めていくよう助言がありました。

府教育センターの校内研究支援を受けて感じたことは、教材の準備等の苦労を重ね、授業研究をやり切ったことで教職員が自信を持つことができ、達成感、充実感を経験できたことです。教職員は児童の表情、姿がよりよく変容していく喜びがあるからこそ、次への意欲が湧き、学校がやる気であふれる組織に変化していくことを実感しました。

 

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