吹田市立岸部第一小学校の校内研究のテーマは「自ら考え、伝えあい、学び合う子ども」~知識・技能の活用をめざした思考力・判断力・表現力を育む国語の授業づくり~です。以前から岸一小では、「自尊感情を教科を通して育てる」ことを土台にして研究を進めています。今年度、研究教科は算数から国語になりましたが、問題解決学習に引き続き取り組んでいます。
1年目は、「系統性」に着目し、それを大切に積み重ねていくために全教職員が全学年の教材を知り研究するということからスタートしました。府教育センターによる校内研究支援第1回目の校内全体研修では、系統性を研究することの大切さを全体で再確認することができました。
第4回目は、2年生の研究授業についての研究討議で、「ペア学習」と「口頭で質問したことを書き言葉によるアドバイスにするには」という2点をキーオピニオンにして活発なグループ討議を行った後、講師から助言がありました。討議会後に行う「学びのシェアリング」では、教職員それぞれが明日からの授業に生かせる学びについて付せんに書き、学びの共有をしました。この学びのシェアリングは、次回の研究会まで職員室に掲示しています。