摂津市立味生小学校において、2日間にわたり、全学年の算数科研究授業と次年度の授業改善に向けた研究方針に関する全体協議を行いました。
1月23日(月)には、6年「量の単位」、24日(火)には、1年「20より大きいかず」、2年「4けたの数」、3年「かけ算のひっ算(2)」、4年「小数のかけ算・わり算」、5年「百分率とグラフ(帯グラフと円グラフ)」の研究授業を行いました。
授業後の研究討議会では、各学年より授業づくりで配慮した点、苦労したところ、疑問点等を出し合い、交流した後、講師である府教育センター指導主事から、以下の点について助言がありました。
・算数的活動について(具体物の操作から思考的活動まで)
・話し合いの場の設定について(全員が学習に向き合う話し合い)
・子どもたちに説明、表現の力をつけることについて
(積み上げてきた国語の研究を他教科に活かす)
・子どもたちの思考力の発達段階に応じた支援方法について
・見通しをもって解決する学習について
・上の学年、中学校への接続を意識した授業づくりの意義について
・他教科の内容を活用、発見させる授業構成について
全学年が公開授業を行ったことで、教職員は、各自の授業づくりの課題として他学年の内容について、真剣に話を聞くことができ、授業計画を作成する上で参考になりました。