高槻市立第一中学校は、グループで活動する時間をつくることで、「自ら課題を見つけ、見通しを持って解決する力をつける」ことを研究主題として校内研究に取り組んでいます。
10月13日(木)、理科の研究授業及び研究討議会を実施しました。府教育センターの指導主事の指導を得ながら「学力向上に向けての授業づくり」をめざし、事前研修を行ってからの研究授業でした。3年生の「塩化銅水溶液の電気泳動」の実験を通して、4人グループで結果の考察を交流し、イオンのモデル化を説明させる内容でした。電子黒板や教材提示装置を活用し、実験の手順を視覚的にわかりやすく示すことで、子どもたちの活動がスムーズになり、ICTを効果的に活用することができました。
研究討議では、参観した全教職員から、生き生きと学習に取り組む生徒の姿が語られました。講師からは、生徒の主体的な学びのある授業のために、学習のめあてを示すこと、グループ学習のための教材・教具の開発、発問の工夫が重要である等の助言がありました。