摂津市立第二中学校では、本年度は、①生徒の基礎学力の充実と定着、②生徒一人ひとりが生き生きと参加できる楽しい授業の創造、③クラスの集団づくりと結びついた教科指導と学習集団づくりを目標に、授業改善に向けた校内研究を進めています。
2月1日(水)には、1年生理科で「火成岩の分類を通じて、教材に対する興味関心を深める」ことをめざし、ペアやグループなど多様な学習形態を取り入れた研究授業を行いました。教職員は、分担して生徒の4人一組のグループの授業観察を行い、授業の中で生徒に見られた学びの変化や、授業者の授業の進め方について、評価シートをもとに授業を参観しました。
授業後の研究討議では、次の3点を柱とし、グループ討議を行いました。①生徒同士の中で、学びあいや気づきがあったか、②子どもたちが課題を理解し、積極的に参加できていたか、③明日から自分自身の授業改善でできる部分について検討すること、について論議し、授業者だけでなく、参観した教職員全体の授業力が向上する研究になるよう取り組みました。
「グループワークのすすめ方について、現在は試行錯誤の状態だが、お互いに状況を交流できる研修はいいと思う」、「事前の指導案作成などであらかじめ助言があり非常に勉強になった」、「グループ学習に適した教材選び、人数設定が大切だと言うことを聞いて、事前準備の大切さを改めて認識した」等の感想がありました。