箕面市立萱野北小学校では、「書く力の育成」を校内研究のテーマとして国語科を中心に取組を進めてきました。平成22年度は、「書く力の育成」のテーマのもと、教科の枠を広げ、国語、算数、理科で研究しました。研究部が中心になって検討した結果、平成23年度は、教科を算数に絞って、「書く」ことを大切にした授業づくり―算数科を通して―をテーマに校内研究に取り組んでいます。研究仮説を①算数科において問題解決型の学習の展開で、②書く活動をてだてとして、③児童が意欲的に自力解決に取り組み、表現する力をはぐくむ、として昨年度に引き続き、府教育センター授業力向上指導員を講師に、8月30日(火)に全体研修を行い、研究仮説の検証のてだてについて共通理解をしました。この研修を踏まえて、7月1日(金)4年「四角形をつくろう」、11月1日(火)6年「比例をくわしく調べよう」、2月2日(木)2年「かけ算(2)」の研究授業を行いました。
2年間にわたって同じ講師を迎え、全体研修2回、研究授業4回を実施しました。毎回の研究授業で、事前打ち合わせ、指導案検討、事前授業、当日の研究授業を実施できたことで校内研究が一連のものとなり、学校全体で共通理解を図りながら課題に取り組む大きな力になりました。