高槻市立南大冠小学校では「読み取る力を育てるために」をテーマに、研究授業を推進し授業改善を図っています。また今年度は、連携型小中一貫教育に向けた取組の一つとして、今回のパッケージ支援研究会を、同じ中学校区の冠小学校と共催で行いました。
夏季校内研では、大阪府教育センター総括主任指導主事の野田健司先生に「校内研究の進め方と授業づくり」についてワークショップも含めて講義していただきました。言語活動に意欲的に参加できる授業例を体験し、児童の実態を把握した上で研究内容を深めることの重要性を学びました。
合同研究授業は2回実施しました。12月には冠小学校を会場にして「自らの作品の表現の工夫」を目標に、1月には本校で「読み取ったことを工夫して音読表現に生かす」を目標に、研究授業と事後研究会を開きました。
2校の教員が合同でグループ討議することで、それぞれの学校での取組の様子や課題も共有することができ、今後の小-小連携にも新たな動きを作ることができました。