高槻市立柳川中学校では、平成22年度より「全教科における言語活動の充実」をめざした授業改革に取り組んできました。昨年度の校内研究会では、本校の生徒の課題・つけたい力・研究授業を見る・作る視点を共有することができました。
8月26日(金)の校内研修会では、教科の枠を越えて議論できる内容として、道徳の指導案作りを教職員が4人ずつ班になって検討し、各班ごとにポスターセッション形式で発表しました。教職員からは、「4人の班で学習する良さを感じることができた。」という感想がありました。
また、12月21日(水)には、「授業の中で信頼関係を育むためには」をテーマとして、全学年で研究授業を実施しました。日常の取組を交流し、指導案を学年ごとに検討しました。研究授業は、校区の小学校・幼稚園・保育園の教職員にも公開しました。研究討議では、授業をとおして「校区の子どもをどう育てるか」といったテーマで、授業規律や授業の進め方等、同じ方向で取り組める内容について話し合いました。
次年度は、4人の班を活用した学習形態や「聴いて、考えて、つなげる授業」を全教科で深められるように、校区で連携して取り組んでいきます。