高槻市立土室小学校では、平成20年度から国語科で校内研究を行っています。今年度は、「読む力」を生かして「書く力」へつなげる授業作りをテーマとして取り組み、「『読む』ことを通して学んだ構造や仕組を使って『書く』ことを設定した授業」をめざしています。
11月9日(水)、第5学年国語科「ゆるやかにつながるインターネット」の指導案検討を行いました。学年で作成した指導案をもとに、単元の指導計画、授業の進め方、他教科との関連などについて、講師である府教育センター指導主事から助言がありました。単元の授業計画の流れがより深まり、指導の見通しをもつことができました。
1月30日(月)、5年の研究授業を行いました。教材研究を積み重ねてきた結果、本校の研究テーマに即して、本文の構成や特徴、筆者の工夫を自分の文章に活かすという授業スタイルの提案となりました。
授業後の研究討議では、講師から、これまでの研究の成果や、これからの授業研究の進め方、日々の教育実践につながる話があり、今年度最後の校内授業研究会にふさわしいまとめを行うことができました。今年度の成果と課題を全教職員で共通認識し、来年度に向けて、研究の方向性を深め、更なる校内研究を進めていきます。