2月8日(水)吹田市立豊津西中学校

吹田市立豊津西中学校では、子どもを変えるには、まず教職員の授業づくりからと考え、今年度の校内研究テーマを、教科の壁を越えた「授業改善」としています。

2月8日(水)、数学科の研究授業を行いました。授業観察シートをもとに、全教職員で参観しました。その観点シートは、授業規律や意欲の引き出し方など、授業づくりにおいて全教科に共通する全20項目からできています。今回は、一人ひとりがすべての項目を見るのではなく、授業の前に重点的に見ておく項目を役割分担して伝え、授業参観に臨みました。

 授業は2年生「場合の数」の第1時間目。教師主導型ではなく、子ども主体の問題解決型の授業です。すべての子どもたちが終始、意欲と集中を継続し主体的に学習を進めた授業でした。授業後の研究討議会では、教職員がそれぞれの意見をKJ法で出し合いました。ほとんどが「しっかり生徒が主体的に取り組めている」という意見の中、「ずっと問題解決型で、授業のペースが保てるのか」という意見もあり、成果や課題をみんなで出し合うことができました。講師の府教育センター指導主事からは、今回の授業を振り返りながら、今、求められる授業、校内研究体制の在り方について講義があり、本校の校内研究の成果と今後の課題について考えることができました。

 

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