2月22日(水)高槻市立桜台小学校

高槻市立桜台小学校では、国語科において、特に「書く力」を高める授業づくりについて校内研究を進めています。

6月2日(木)の全体研修会では、府教育センターによる校内研究支援を活用し、講師とともに本校における校内研究の在り方について話し合いました。まず、「校内研究の目的について」、「児童のよいところ」、「児童につけたい力」の3つの視点から、教職員全体で意見を出し合い、交流しました。その結果、研究授業は、「子どものよりよい変容を検証する場」であるという共通認識ができました。本時の授業に見られた成果と課題をもとに、明日からの授業につなげる校内研究をめざしています。

7月1日(金)、5年「百年後のふるさとを守る」の研究授業を全教職員が、観点を定めたうえで参観しました。授業後の研究討議会では、参観したことをもとに、低学年・中学年・高学年の3グループにわかれて討議を行い、「『書く力』をつけるために明日からできる取組」について考えました。全体交流の結果、「書く」活動を授業構成に組み込むために、どの学年でも「ふりかえり」を書く場面を設定して、児童がその時間の授業でわかったことや感想などを書き、自己評価をさせていく方向性を持ちました。その後も低・中学年での研究授業・研究討議会を行い、実践を積み重ねていきました。

2月22日(水)には、次年度に向けた全体研修会を行い、各学年で一年間に取り組んだことや成果と課題について交流しました。まとめとして、国語科だけでなく「書く」活動を意識して取り入れていくことや、「書く」ことについての学年ごとの設定目標や取組を系統化していく必要があること等が挙げられました。今年度の成果をふまえ、次年度は校内研究をさらに深めていきます。

 

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