医師への相談事業

10月14日(木)武庫川女子大学の宇野里砂Dr.に来ていただき本年度5回目の医師への相談事業が行われました。午前中は、小学部3、中学部2名の相談がありました。この内、2は保護者によるものでした。午後からは、地域支援整備事業の一環で地域の小学校より先生が来られ1件の相談がありました。内容は、睡眠のこと、咽せのこと、医療的ケアに関わること、身体や姿勢のこと、進路のことなど幅広く話されました。保護者からの相談では、今年度から本校で始まった高度医療的ケアの取り組み(人工呼吸器の児童生徒の保護者付き添いを同室待機から別室待機に変更)の話がありました。そこでは、保護者の負担が減ったこと、子どもが授業場面で親が離れることで、感情表現が豊かになったこと、関わりの少ない教師ともコミュニケーションがとれるようになったこと、親と子お互の存在感が高まったことなど効果が上がっていることなどが話されました。宇野Dr.からは、親子の距離感を融通しながら成長を見守り対応を進めていきましょうとのアドバイスをいただきました。