プロの技を教わりました!「フードデザイン」

フードデザインの授業を訪問しました。今日は何と、『大阪調理製菓専門学校ecoleUMEDA』から調理師科の学科長 浅野 佳成 さんがご指導にお越しいただきました。本日のメニューは「蛸飯」と「鯵のツミレ汁」です。まずは学科長から手順の説明がありました。巧みな話術と見事な包丁さばきで生徒たちはいつの間にか引き込まれていきました。「料理に大切なことは流れを作ること」「料理はイライラして作るとダメ、いい味がだせない。」等、心に残る言葉で丁寧にご説明いただきました。また、「鯵には不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が豊富に含まれているので校長先生のような人に必要です。」と紹介され、健康診断で血圧が高かったことを思い出し、反省しました。それ以外にも蛸の雄雌の見分け方」や「蛸の頭は美味しい」といったことを教えていただき、私も知らなかったことがたくさん学べました。

また、今日は本校卒業生で「大阪調理製菓専門学校ecoleUMEDA」在学中の学生2人がアシスタントとして凱旋してくれました。きびきびと動いている先輩を本校生は眩しそうに見ていました。

出来上がりの写真をご覧ください。お吸い物の碗はお客様にお出しするとき、蓋の片側に霧吹きで水をかけ、その側をお客様に向けて出すのだそうです。調理人が「心を込めて作りました。お客様が開けてください。」という、お出しするときの『おもてなしの心』なんだそうです。残念ながら試食の時間までは見学できませんでしたが、生徒たちの満面の笑顔が目に浮かぶようです。

そのあと、お裾分けのおにぎりをいただきました。味がしっかりしみていて、大きく切った蛸は新鮮で噛むごとにうまみが出てきました。ご馳走様でした!

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