本日、3年生の選択科目のひとつ「チャレンジ理科β」で解剖実験を行いました。
今回解剖するのはカタクチイワシ。
水で戻した煮干しを使います。
普段は乾燥した状態でしか見ない煮干しですが、
水で戻すとまるで水揚げすぐかのような状態になります。
これをピンセットで丁寧に解剖していくと、エラや内臓を取り出すことができます。
人間と魚、まったく違う生き物ですが、解剖してみると、
同じところもあれば違うところもあることに気づきます。
たとえば、どちらも心臓を持っていますが、魚は肺ではなくエラで呼吸をします。
人間は肺の近く、つまり胸に心臓がありますが、
魚の場合はエラの近くにあるので、口のすぐ後ろに心臓が位置しています。
こういったことも、実際に解剖してみないとなかなか実感できません。
生徒達は自教室ではない場所での解剖実験に、楽しみながら知識を深めてくれていました。