7月10日(水)、明治国際医療大学から上久保敦教授に講師として来ていただき、
クラブ員と教職員対象の救急救命講習会を実施しました。
毎年、夏休みを迎えるこの時期に行っていますが、今年も多くのクラブ員が参加しました。
倒れている人がいる場面に遭遇したら、どうしたらいいのか。
心臓が止まっていても口が動く人はいる、
心臓マッサージは「迷ってやらない」のはダメ、やってみなくては。
AEDも必ず使おうとしないとダメ、
使用する必要があるかないかは機械が教えてくれる。
熱中症はどうしたら防げるのか。
暑さ指数が目安になるけれど、
危険な数字になる以前に体調が悪い部員がいたら、
そこで活動を一度止めないとダメ。
数字よりも体の状態を見ないダメ。
非常に実践的なお話でした。
冷静に考えたら分かることでも、実際に遭遇すると慌てて混乱してしまったり、
数字で覚えていても現場では役に立たないことが多いことなど、
重要なことをたくさん教えられました。
最後には心臓マッサージやAEDの使い方を実際に練習しました。
仲間に何かあったとき、その場にいる自分の行動が、その人の命を左右するかもしれません。
今日教えていただいたことをしっかり覚えて忘れないようにするとともに、
ぜひ、今日参加していなかったクラブ員にも伝えてあげてください。