7月13日に、大阪府教育センターで「多文化共生フォーラム」が行われました。
現在おもに大阪府内にある中学校に在籍している
日本語指導が必要な中学生とその保護者に向けて、
府立高校に通う「先輩」である生徒たちが「高校生サポーター」として、
多様な国の文化を大切にする活動を紹介したり、
ロールモデルとして高校生活に関する相談に直接応じたりするイベントです。
第1部は、
長吉高校と大阪わかば高校の多文化クラブによるパフォーマンスの発表、
門真なみはや高校と東淀川高校の在校生による、
外国から日本に来て高校に進学した体験談のスピーチ、
言語ごとのグループに分かれて、高校生にどんなことでも質問できる「高校生への質問コーナー」、
がありました。
引き続き行われた第2部では、学校ごとにブースを設けて個別進路相談が行われました。
布施北高校からは、4名の生徒が高校生サポーターとして参加し、
中学生からのさまざまな質問や相談に応えました。
中学校で感じている不安を打ち明けてくれる相談者もいましたが、
生徒たちは、先輩として、中学校時代の過ごし方を力強くアドバイスしていました。
その姿は、あたたかく、頼もしかったです
「中学生がアイデンティティを育むとともに自尊感情を高め、
進路選択に向けた展望を持てるようになる」というイベントの目的に
貢献できたのではないかと思います。