第68回大阪府高等学校書道展が1月23日〜28日の期間、大阪市立美術館で開かれています。
本校の生徒の作品は、書道部を始め、1年生〜3年生の書道の授業を選択している生徒のものまで、多数展示されています。中でも、書道部の生徒の以下のことわざや文字は、力強く、いきいきしています。
「袖振り合うも他生の縁」(知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるので、どんな出会いも大切にしなければならないというという意)
「麻に連るる蓬(あさにつるるよもぎ)」(人は善良な人と交われば、感化を受けて自然と善良になるの意)
「今日ののちに今日はなし」(今日という日は再び来ないのだから、今日を大切にしなさいという意)
「一寸の光陰 軽んずべからず」(わずかな時間も無駄にしてはならないという意)
「礼賛(らいさん)」(素晴らしいものとして尊い、ほめたたえるの意)
「靄(もや)」(大気中に無数の微小な水滴が浮遊し、遠方がかすんで見える現象)
また、授業の作品として、3年生の決意表明、日本の世界遺産の説明文、篆刻、お魚漢字、仮名臨書、そして刻字と、さまざまなものが展示されています。