令和5年度第46回大阪府立伯太高等学校入学式

本日の午後、本校体育館にて第46回入学式がおこなわれました。生徒の皆さん、保護者の皆さん、ご入学おめでとうございます。新たな伯太高校の歴史をつくりあげていきましょう!以下、校長式辞です。

R5入学式 式辞

木々の緑も映え(はえ)、まさに春爛漫(はるらんまん)、生きとし生けるものの息吹を感じる今日の佳き日に、令和5年度第46回大阪府立伯太高等学校入学式が盛大に挙行されますことを、心より感謝申し上げます。

ただいま入学を許可しました大阪府立伯太高等学校第46期240名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。伯太高校の教職員・生徒を代表し、みなさん一人ひとりに心よりお祝い申し上げます。

伯太高校でこれから学ぶ皆さんの門出にあたり、お祝いの言葉とひとつの詩を贈らせていただきます。

 私から皆さんに贈るお祝いの言葉、それは、「この瞬間からベスト」という言葉です。

人はどんな時でも、どんな場所でも、そこからスタートすることができます。

皆さんには、これから訪れるであろう大切な時に大切な人に(自分の言葉で、想いを伝えることができる)そんな人になってもらいたい。そのためには、いつでも(この瞬間からベスト)を尽くせる準備と覚悟が必要です。

私たち、伯太高校の教職員は皆さんのそんな姿を【とことん】応援します。 

 さあ、今、この瞬間からとことんベストです。

 もうひとつ。みなさんにはベストを尽くしながら、同時に、周りへの感謝の気持ちを忘れて欲しくない、そんな思いから、谷川俊太郎さんの「ありがとう」という詩を贈ります。

「ありがとう」谷川 俊太郎
空 ありがとう
今日も私の上にいてくれて
曇っていても分かるよ
宇宙へと青くひろがっているのが

花 ありがとう
今日も咲いていてくれて
明日は散ってしまうかもしれない
でも匂いも色ももう私の一部

お母さん ありがとう
私を生んでくれて
口に出すのは照れくさいから
一度っきりしか言わないけれど

でも誰だろう 何だろう
私に私をくれたのは?
限りない世界に向かって私は呟く
私 ありがとう

保護者の皆様、改めまして、ご入学おめでとうございます。今日まで応援し続けられた保護者の皆様にも、本日は喜ばしい日であると存じます。われわれ教職員一同、生徒の限りない可能性を信じ、一人ひとりが本校の主人公として有意義な学校生活を送ることができるよう、全力で生徒の皆さんを応援してまいります。高校時代は、人生において大人への一歩を踏み出すとともに多感で悩み多い時期でもあります。彼ら彼女たちの健(すこ)やかな成長のためには、学校とご家庭との相互信頼と連携が必要です。各ご家庭におかれましては、時間や規則を守る、挨拶するという基本的な生活習慣についてご指導いただくとともに、学校の指導・経営方針をご理解の上、ご協力・応援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

本日、ここ伯太高校に入学したみなさんの限りない可能性を祝し、式辞といたします。

令和5年4月10日 大阪府立伯太高等学校長 片山 造

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