本当に暑かった2024の夏休みも終了し、全学年が2学期のスタートをきりました。2学期は長丁場です。3年生は「進路決定」2年生は「修学旅行」1年生は「初文化祭」があります。友達と知恵を出しながら乗り越えていきましょう!この瞬間からベストです。始業式では、校長講話・生活指導部長講話、そして、陸上部生徒の大会表彰もおこなわれました。その後、「体育祭振り返り」と「文化祭」にむけたスタート集会がおこなわれました。
【2学期始業式 校長講話】
みなさんおはようございます。まずは、みなさんと今日ここで再び会えたことに感謝します。ありがとうございます。さて、今日から2学期が始まります。みなさん、2024の夏、自分史上最強の夏にすることはできましたか。できたなら(なにより)。できていないのなら今からでも遅くはありません。「この瞬間からとことんベストです!」
それから、終業式の時にお話した「丁寧に生きる」ことはできましたか。この問いかけに答えはありません。もちろん、時間には限りがあります。やりたいことすべてを実現したり、願いを叶えたりすることは難しいことです。だからこそ(丁寧に)。
この夏、娘に何度も聞かれたことがあります。それは「お父さんは大きくなったらなにになりたいの?」という問いかけです。(大きくなったら?)その問いかけに即答することのできない自分がいました。しかし、人生100年時代。そう考えると、私は折り返しを少し過ぎたばかりです。実は(やりたいことがたくさんあります)そのための(あきらめず挑戦し続ける)(自分に限界をつくらない)気力を充実させなければなりません。そして今度、聞かれた時、胸を張って答えられるそんな人でありたいと思います。この話には、後日談があります。テレビでオリンピックの映像が流れていました。その映像は、大きな男たちが掴み合う「レスリング」でした。娘がそれをみながら言いました。「おとうさん、もっとおおきくなって、ここに出たら?」思わず吹き出しそうになりました。でも...でもです。それもおもしろいかなと思いました。(あきらめるのは簡単)オリンピック男子団体で日本は5位から大逆転で金メダルを獲得しました。キャプテンである萱選手は、試合後のインタビューでこう言いました。「あきらめる理由がなかった」。その通りです。レスリングをするかは疑問ですが、私自身何かに挑戦し続けたいと思います。
もうひとつお話を。それは「拍手の持つ力」というお話。ある芸人さんのライブを見に来ていた一人のファン。実は病のため余命いくばくもない状態。薬を飲みながら、やっとのことでライブ会場に辿り着きました。その芸人はステージから声を掛けます。「今どうなん。たのしんでる?」「ハイ」「それならええやん」そして言葉を継ぎます。「自分自身テレビやなく、舞台で漫才した時の拍手によって、何度も救われ元気をもらってここまで続けてくることができた。」「みなさん、彼に拍手を!」という話。心から「誰かに」「自分に」惜しみない(拍手)を贈ることのできる人であってください。
「この瞬間からとことんベストです」2024ステキな夏を全力で駆け抜け、休むことなく秋へと向かうそんなみなさんを応援しています!ここからです。