教職員研修「食物アレルギーについて」

12月19日(火)に、学校保健委員会主催『食物アレルギーについて』の研修を実施しました。これは、今年度初めての取組みです。

近年、学校では食物アレルギーの事故が多く発生しています。

学校では、給食や調理実習、泊を伴う行事や校外学習での食事など、食事をする場面が多くあります。

子どもの命を守るため、教職員が食物アレルギーについて正しく理解することが大切であり、安全で安心な体制の構築や実施計画の必要性、万が一食物アレルギーによる症状がでた時の対応等について知り、実践力を高める目的で行いました。

研修講師は本校学校医の中野こども病院 村上貴孝医師に務めていただきました。

当日は看護師の田野様、薬剤師の茶谷様にも来校いただき、指導・助言をいただくことができました。

はじめに「食物アレルギーとアナフィラキシー」の講義を聞き、即時型食物アレルギー症状がでた場合に有効なエピペン®について、練習用キットを使って体験しました。そのあと、3事例を想定し小グループに分かれ協議と発表を行いました。

学期末であわただしい時期にも関わらず、50名を超える参加者があり、熱心に

 研修を受けました。当日参加できなかった方からも、後日学年や学部でビデオや練習キットを使用し学びたいという声を聞きました。今後も子どもの安全・安心に関する意識を高める取り組みを重ねていきたいと思います。