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10/23 平成30年度近畿特別支援学校知的障害教育校長会研究大会

本日(23日)、兵庫県立西神戸高等支援学校にて、近畿特別支援学校知的障害教育校長会研究大会が行われました。

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西神戸高等支援学校は、平成29年度開校した職業学科を設置する学校です。神戸ワイナリー(農業公園)内にあるので、この農業公園と連携した学習を行う等、職業自立に向けて取り組んでいます。

http://www.hyogo-c.ed.jp/~nkobek-sn/

環境は異なるものの、キャリア発達段階表等、参考になる取組みがたくさんあります。

兵庫県立高等学校では、9校で通級指導(自校通級)が始まっており、その先進的な取組みについて、兵庫県教育委員会事務局特別支援教育課、兵庫県立西宮香風高等学校から、説明、報告を受けました。

*大阪府では、今年度から柴島高等学校、松原高等学校の2校で通級指導が開始されています。

また、文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官 田中裕一 氏から「高等学校における通級による指導の制度化に伴う特別支援学校の役割」についてご講演いただきました。

支援学校は地域のセンター的役割を果たしていますが、高等学校も例外ではありません。高等学校の通級制度については、小中学校と異なる部分もあるため、特に中学校の進路指導担当者や支援学校の地域支援担当者は、このような制度についても知っておく必要があります。

障がいのある子どもたちに、多様な学びの場が用意されることは喜ばしいことであり、我々支援学校の教員も様々な国の動向や制度を知ることが大事だと思います。