本校では、遅ればせながら昨年度より、スパイダー(重力軽減環境訓練システム)を活用した自立活動の試行を開始しました。今年度から、スパイダーのフレームを増設し、試行から本格実施に移そうという段階です。
*スパイダーは、1993年にNorman Lozinskiが、重力を軽減しながら姿勢制御できる環境で訓練することをコンセプトに開発したものです。身体から外側に向かって張られたゴム紐が蜘蛛の巣のように見えるところからつけられたスパイダーを呼ばれるようになりました。
本日は、日曜参観、PTA総会の後、自立活動室で保護者に向けた説明会を行いました。スパイダーを活用することで、介助の手がない状態で、自分で自由にからだを動かしながら、"重心をとる"という感覚を感じ取って欲しいと思っています。
ただ、もちろんこれがすべてではありません。様々な自立活動のてだてのうちのひとつだとお考えください。
↑ 保護者にも体験していただきました。