3/6(金)高等部第42回卒業式

15日ぶりのブログ書き込みです。

 新型コロナウイルス感染症対策でバタバタしていたら、2月末には、衝撃の3月2日からの臨時休業指示...2/28(金)は高等部卒業式予行が入っていましたから、時間短縮等の配慮をしたうえで、「最後のもうひとつの本番として卒業式をやるよ」と、私から生徒たちに伝えました。在校生からの送る言葉と歌もそれが最後となりました。

 今日の卒業式は、在校生、来賓の参列はなし。校歌斉唱も1番だけ。校長式辞もなし。いつもは暖めておく会場も直前までしっかり換気。(保護者のみなさまは寒い思いをされたと思います。申し訳ありませんでした。)座席間隔も広くとりました。

 卒業生は緊張した面持ちで参加していましたが、大人びた表情で卒業証書を受け取り、「別れの言葉」も立派に発表しました。卒業式後の記念撮影時には、"もうひとつの本番"での在校生の歌(2/28の歌を録音したもの)をBGMとして流しました。このときには、式本番の緊張から解き放たれて、みんなとってもいい笑顔になっていました!

 参列できなかった来賓の方々には、せっかくご予定いただいたのに申し訳ありませんでした。しかし、来賓の方々や在校生みんなが、卒業生を応援している思いは、証書授与の前に、私からしっかりとお伝えしました。一人ひとりの"あなた"にお渡しする卒業書証には、みんなの思いが詰まっているということを。

 卒業生の保護者のみなさま、いつもとは違う形での卒業式となりましたが、本日はご出席いただき、また生徒たちを応援してくださり、ありがとうございました。

 そして、臨時休業という急な対応にもかかわらず、迅速に対応して、可能な限り良い卒業式にしようと努力していただいた先生方にも感謝します。

 いつもとは違う卒業式であったことで、強く記憶に残る卒業式にもなりましたが、何よりも卒業生のみんなの笑顔に救われた思いです。卒業生のみんなにも「ありがとう」。そして「卒業おめでとう」。東大阪支援学校の先生たちは、いつまでも皆さんの応援団です!これからも元気にがんばってください。

 さあ、来週は小中学部の卒業式・・・無事に実施できることを願ってやみません・・・。