「発達学習会」

 8月29日(月)午前、全校研修会を神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 准教授 赤木 和重先生に講師をお願いし、各会場をオンラインでつないで、リモートで実施しました。リモート研修には本校だけでなく、中河内の幼稚園、小学校、中学校、支援学校の先生も参加されました。

 赤木先生は、専門は発達心理学で、特に自閉症スペクトラムのある子どもの発達と障がいについて研究されており、子どもから見たインクルーシブ教育のありかたについても実証的に研究されています。今回は、新刊『子育てのノロイをほぐしましょう』にちなんで『特別支援教育のノロイをちょっぴりほどく』というテーマでご講演いただきました。「ノロイ」とお聞きするとなんだか怖いイメージがしますが、「ノロイ」を「なくす」のでなく「ほどく」ことによって、~しなければならない、~できると思い込んでいることをほぐし、子どもたちに本当につけたい力の指導・支援につながっていくように感じました。

 2時間があっという間でした。赤木先生、「ノロイ」をほぐすご講演をいただき、ありがとうございました。今後の教育活動につなげていけたらと思います。