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3月15日(月) ~後期終業式『ピンチをチャンスに変えたヒガスミ生』

 今年は、今まで経験したことのない臨時休業からのスタートとなり、皆さんには、大変ご心配とご迷惑をおかけしました。このような状況の中、6月から分散登校による授業が始まりましたが、体育祭の中止、土曜日授業の実施、夏休みの大幅短縮となり、皆さんには、大変な負担をかけることとなりました。幸いなことに、多くの皆さんは、ご家庭のご協力のもと、自学自習の習慣を身に付けてくれています。ヒガスミ生は、まさに、『ピンチをチャンスに変える』ことを改めて気づかせてくれました。

 皆さんたちは、毎日、早朝から夕方遅くまで、自習室やQAスペースで勉強し、文化祭では、斬新な出し物も沢山披露してくれました。例えば、2年生の野外ステージや1年生の教室でのジェットコースターなど新しいチャレンジが数多く、本当に心を打たれました。また、11月には、チャリティーマラソンで各クラブが伝統のタスキを繋いでくれた皆さんの姿に、我々教職員一同、勇気をもらいました。また、部活動においても、感染症対策をしっかり取りながら、書道部、女子バレーボール部をはじめ、多くのクラブが大阪府の中でも上位に入賞するなど、輝かしい成績を残してくれていることを誇りに思います。

 また、芸能文化科の皆さんは、この一年間、かつてない困難に立ち向かうこととなりました。感染拡大の状況の中、3年生の卒業発表会、選択発表会が無観客での開催となりましたが、1・2年生の協力により、ライブ配信を実現することができました。また2年1組の文化祭でのステージは、演目、舞台美術、演出の全てが素晴らしい内容でした。まさに『ピンチをチャンスに変えて』くれました。この試みは、今後、本校の自主活動に、新しい風を吹き込んでくれるものと期待しています。そして、共生推進教室の皆さんは、学校説明会では、堂々と中学生や保護者に自分の言葉で学校の様子を説明してくれました。

 さて、これからも、皆さんは、想像もしないような試練に立ち向かうこともあると思います。そんな時は、東住吉高校で皆さんが学んだこと、どんな時も『ピンチをチャンスに変える』ことを思い出してください。きっと、そのパワーでどのような試練も乗り越えられるはずです。頑張ってください。期待しています。

PS.画像は正門からの通路北側の八重のヤブツバキです。今年は例年以上に見事な花を咲かせてくれています。本校の校歌の三番に薔薇が登場しますが、八重のヤブツバキは、薔薇と見間違えるような艶やかさがあります。もうすぐ、一般選抜の合格発表ですが、これからの季節は、色とりどりの花々、鳥たちが新入生を迎えてくれます。