令和３年度前期始業式 校長挨拶
○みなさん、こんにちは。東住吉高校第二十代校長の萩原 美由紀です。令和３年度を迎えるに当たって、今日は、「自主的に行動し、仲間と協同する力」についてお話ししたいと思います。
○昨年度は、今まで経験したことのない臨時休業からのスタートとなり、皆さんには、大変ご心配とご迷惑をかけました。しかし、幸いなことに、多くの生徒たちは、ご家庭の協力のもと、自学自習の習慣を身に付け、卒業生たちは、第一志望の進路を見事勝ち取ってくれています。ヒガスミ生は、まさに、『ピンチをチャンスに変える』ことを改めて気づかせてくれました。
○さて、東住吉高校生の皆さんには、今日のように前例がない、予測不可能な時代の中で、学校生活のあらゆる活動において、「自主的に行動し、仲間と協同する力」を身に付けてほしいと思います。
○実は、この力については、本校の校歌の１番で歌われています。「風きよし 銀杏の木陰」で始まりますが、中ほどに「独立夙に誇る自主の精神」「仰げわが友 峰の星雲」というフレーズがあります。まさに東住吉高校では「自主的に行動し、仲間と協同する力」について、創立当初の６７年前から歌っているのです。
○前期は、昨年度は実施できなかった体育祭や遠足など学校行事が目白押しとなります。新型コロナウイルスの感染拡大の状況の下、一昨年と同じ方法では実施することはできません。また、緊急事態宣言が発出された場合等、大阪モデルがレッドステージ２となった場合は、行事を延期や中止する場合もあります。皆さんは、授業中だけでなく、休み時間も常にマスク着用を徹底し、昼食時は、
・食事の前後に手洗いを実施する
・机を向かい合わせにして食事をしない
・食事中の会話を控える
・食事後には必ずマスクを着用する。
○また、部活動においてもミーティングや帰り道など常にマスク着用をしてください。皆さん一人ひとりが感染症対策を徹底し、「自主的に行動し、仲間と協同する力」を身に付け、新しいヒガスミの歴史を創り出してくれることを期待しています。